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首都:スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ
1415年、コーッテ王国の都となった。
 この頃の都の名は「ジャヤワルダナ」(勝利をもたらす、の意)と称されていた。
ポルトガル、オランダ、イギリスの植民地支配を受けた。
 植民地時代は「コッテ」と称されていた。
1977年、コロンボから首都機能をコッテへ移転する計画が示され、1983年に国会議事堂が完成した。
 当時のジャヤワルダナ大統領が、かつての都の名称と自分の名前が同じだったため、旧名を復活さ  せ、街の正式名称が「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」(聖なる・勝利をもたらす都市・コッテ)とされた。
1985年、コロンボからの遷都が正式に発表された。
 名称の由来は、「スリ(光り輝く)・ジャヤワルダナ(第2代大統領名)・プラ(街)・コッテ(元々の街 の名前)」である。
国会議事堂など一部を除き、長らく首都機能の移転が進まない状態が続いてきたが、内戦終結後は2012年に8省庁が入る複合庁舎が完成するなど、徐々に移転が進んできている。 





地方行政 

9州 
 
25県

 


スリランカの行政区画は州の下に置かれており、9つの州に合計25の県が存在している。   
州・州都・州旗   位置 県・県都  位置 
北部州(ジャフナ)




 
   

ジャフナ県

ジャフナ
 
   

キリノッチ県

キリノッチ

 
 
     

ムッライッティーブ県

ムッライッティーブ
 
     

バブニヤ県

バブニヤ
 
   

マンナール県

マンナール 
 

東部州(トリンコマリー)


 
 

トリンコマリー県

トリンコマリー 
 
   

バッティカロア県

バッティカロア 
 
   

アンパーラ県

アンパーラ 
 

北中部州

(アヌラーダプラ)


 
   

アヌラーダプラ県

アヌラーダプラ
 
   

ポロンナルワ県

ポロンナルワ

 
北西部州
(クルネーガラ)



 
 

プッタラム県

プッタラム 
 
     

クルネーガラ県

クルネーガラ
 
 中部州
(キャンディ)



   

マータレー県

マータレー
 
   

キャンディ県

キャンディ 
     

ヌワラエリヤ県

ヌワラエリヤ
 

ウバ州
(バドゥッラ)


 
   

バドゥッラ県

バドゥッラ

 
   

モナラーガナ県

モナラーガナ 
 

サバラガムワ州
(ラトゥナプラ)


 
   

ケーガッラ県

ケーガッラ
 
     

ラトゥナプラ県

ラトゥナプラ
 

西部州

(コロンボ)


 
   

ガンパハ県

ガンパハ
 
     

コロンボ県

コロンボ
 
     

カルタラ県

カルタラ
 

南部州

(ゴール)

 
   

ゴール県

ゴール
 
     

マータラ県

マータラ
 
   

ハンバントタ県

ハンバントタ 





セイロン島    
セイロン島はスリランカ民主社会主義共和国の領土となっています。 
 セイロンの名称の由来は、紀元前5世紀に初代の王になったウィジャヤがシンハ、ライオン(獅子)と人間との間に生まれた子供であったことから、子孫をシンハラ、ライオン(獅子)の子孫といい、島の名をシンハ・ディーパ、ライオンの島と呼んだことからきています。
 インド洋で貿易をしていたアラブ商人は、この島の名をなまってセレンディープ(Serendip)とし、16世紀に来島したポルトガル人はセイラーン(Ceiliao)とし、イギリス人がセイロンと呼ぶようになりました。 



気候

気温は年間を通じて2~3℃程度しか変化しないが、地形による気候の差が激しい。
セイロン島には雨季と乾季があり、年二回の南西モンスーンと北東モンスーンにより大量の降水がもたらされる。
北東モンスーンの時期のみに雨季が訪れる乾燥地帯(dry zone)と、北東・南西の両方のに雨季が訪れる湿潤地帯
(wet zone) の2つに大別される。
島の南西部が湿潤地帯、北部・東部・南東部が乾燥地帯と考えられる。


気候は熱帯性であり高温多湿で、海岸部・低地では平均気温27~28°であるが、高地のヌワラ・エリヤ(標高約1890m)では年平均気温22°と一年中春のような気候である。
気候の特色はモンスーンの影響が強いことで、季節に応じて降雨量が変化する。5月~9月にかけての南西モンスーンの時期は、風が山岳地帯に集中されて島の南西部に多量の雨をもたらす。
特に5~6月は大雨で、7~9月は少なくなる。この時期には、北部から北東部は風下になり乾燥する。
10月から12月は無風状態となって天候は不安定になり雨の多い日々が続く。
11月~3月にかけての北東モンスーンの時期は、北東部を中心に1月までは雨が多い。
南西部は1年で最も雨の少ない時期になる。3~4月は無風状態に入り、やや雨が増加する。 



 交通
 鉄道

都市コロンボを中心とした道路網により構成される。
多くの道路は細く状態も悪いが、コロンボやその近郊の主要な道路は比較的良い状態に保たれている。
2011年にはスリランカ初となる高速道路がコロンボと南部のゴールの間に開通しており、さらなる路線拡大が進められている。スリランカで最も一般的な公共交通機関は、こうした道路網を利用するバスである。
公営・民営それぞれのバスが存在しており、都市と農村の両地域において運行されている。

スリランカの鉄道輸送は、主要な人口密集地を結ぶ都市間列車と、コロンボの通勤需要をターゲットとした通勤列車の二つに分けられる。鉄道網の大半はイギリス植民地時代に建設されたもので、最初に建設されたのは1867年4月26日開通のコロンボとキャンディを結ぶ路線であった。
イギリスは鉄道をプランテーションで生産した紅茶やゴム、ココナッツといった作物をコロンボ港に安く運ぶために用いた。それゆえ、スリランカの古い鉄道網はこうしたプランテーションを結ぶのに適した形で構築されている。道路網もまた成長し、大型トラックの普及と相まってより早い輸送が可能となり、鉄道の輸送量は減少した。
スリランカの鉄道路線は、世界でも有数の風光明媚な路線である。
中でもコロンボとバドゥッラを結ぶメインラインはスリランカ中央高地の切り立った山々に沿って走る美しい路線となっている。
鉄道路線はコロンボとスリランカの主要都市を結んでいる。


メインライン  コロンボ~ポルガハウェラ~キャンディ~バンダラウェラ~バドゥッラ
ポルガハウェラ以東は山岳路線であり、速度も余り出せない。
沿線にはヌワラ・エリヤなどの紅茶畑が広がり、高所から見下ろす景色は美しい。 
      
コーストライン  コロンボ~ゴール~マータラ
コロンボから南部へ向かう路線。
ほとんどが海岸沿いに敷設されているので、海の景観を楽しめる路線となる。 
プッタラムライン  コロンボ~プッタラム
コロンボから真北へ向かう路線。
沿線にバンダラナイケ国際空港がありが1日2往復程度しかない。 
ノーザンライン  ポルガハウェラ~マーホ~アヌラーダプラ~メダワッチチ
インドへの航路があったタライマンナールへ向かう路線。 
 ジャフナライン メダワッチチーヤ~バブニヤ~ジャフナへ向かう路線。 
マータレーライン キャンディ~マータレー 
ケラニバレィーライン  マーホ~ガル・オヤ~トリンコマリー、ガル・オヤ~ポロンナルワ~バッティカロア
東海岸地区へ向かう路線。 


車両の等級  
3等車 2~3人が座れる対面シートが通路をはさんで両側にある。
木製かソフトシート。 
2等車  2人がけの座席(対面ではない)が通路を挟んで両側にある。ソフトシート。 
1等車  コロンボ~キャンディ間のインターシティなど限られた列車に連結。 
寝台車にも1~3等車がある。  


バス

バスはスリランカで最も主要な公共交通機関である。スリランカのバスには公営のスリランカ交通局により運行されているものと民間によるものが存在する。
公営バスは都市と農村両方の路線を運行している。バス交通は全国的に活発だが、中でもコロンボ、ペター地区の中央バスターミナルはコロンボのバスの中心地としての役割を持っている。 


 民族構成

2012年の統計では、総人口約2027万人

  シンハラ  1,517万人(72.9%)  
  タミル  311万人(15.4%)  スリランカ・タミル(227万人) インド・タミル(84万人)
  ムーア  187万人(9.2%)  9~10世紀頃に島に住み着いたアラブ系のスリランカ・ムーアと、インドから移住してきたインド・ムーアに分かれる。マレーシアから傭兵として連れてこられたマレー人(4万人)を含む。
  バーガー    
  ユーラシア  3.7万人  


言語

シンハラ語とタミル語は国語にして公用語であり、連結語として英語も憲法上認められている。
日常的にはほとんどの国民がそれぞれの民族語(シンハラ人はシンハラ語、タミル人はタミル語)を使っている。
この他にバーガー人やユーラシアンと呼ばれる英語を母語にする人が国民の一割いる。
彼らはコロンボに集住していて、スリランカ社会における指導的役割を担っている。
バーガー人はポルトガル人やオランダ人の男性と現地女性との混血、ユーラシアンはイギリス人の男性と現地女性との混血である。ムーア人は主にタミル語を使用する。
ヴェッダ人は独自の言語(ヴェッダ語)を使用していたとされるが、シンハラ人との同化が進み、現在使用しているとしてもごく少数と考えられる。  


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